127.Shannon

〜 USのDIVA 〜
Let The Music Play   Shannon


80年代のダンスミュージックシーンには欠かすことのできないシンガーShannon(シャノン)。

元々はバイトでジャズのセッションボーカルやバックコーラスをやっていたが、この曲を歌うシンガーオーディションに参加してスカウトされた。

原曲自体も彼女の雰囲気に合わせて作り変えられたが、この音楽は当時フリースタイルミュージックとかエレクトロファンクとか言われていた。

この意味不明のフリースタイルミュージックというのは、中南米のスペイン語圏から来た移民であるヒスパニック系の人たちが作った音楽を指していて、今風にいえばLatin Hip Hop。

エレクトロファンクの方は分かり易く、ドラムマシンやシンセ、コンピュータをつかったファンクミュージックで今風に言えばピコピコR&B。

このLatinの雰囲気と《ピコピコ》を使ったダンスミュージックの斬新さが受けて、このスタイルはディスコブームとともに一世を風靡した。
その先駆け的シンガーが彼女であり、仕事の面でフリースタイル?だった彼女をまたたくまにトップスターにしてしまった。

彼女の歌声はバックの音とは対照的にとても優しく柔らかく歌う。
昔のR&Bシンガーっぽい強い個性はなく、淡々とした歌い方がこの新しい音楽にとても合っている。

この曲は、1984年(26歳)のアルバム《Let The Music Play》から。
2004年のベスト盤《Let the Music Play: The Best of Shannon》にも収録。

今と比較すると当時の電子音なんてかわいいもので、《ピコピコ》というよりは《ピヨピヨ》程度。
コンピュータの発達とともに今では多彩に音が作れるようになったが、どーせならボーカル自体も作り出して音の美しさを研究し、バーチャルシンガーに歌わせたりするのも面白い。
いつの日か歌姫ガイノイド《アイリーン1号?》がデビューし、チャートを賑わす日がくるかもしれない。

[ジャンル:R&B]

Let the Music Play: The Best of ShannonLet the Music Play: The Best of Shannon
(2004/11/02)
Shannon

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【アルバム情報】


・通常盤

1984 Let the Music Play
1985 Do You Wanna Get Away
1986 Love Goes All the Way
1990 Give Me Tonight Remixes (UK)
1991 Part Time Lover (Italy)
1991 Let The Music Play (Italy)
2007 A Beauty Returns

・コンピレーション盤

1995 The Best Of Shannon (UK)
1996 Essential Dancefloor Artists
2000 The Best Is Yet to Come
2004 Let the Music Play: The Best of Shannon

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