213.竹内まりや

~日本のDIVA ~
シングル・アゲイン   竹内まりや


《シンガーソング専業主婦》の異名をとる元アイドルの竹内まりや((たけうちまりや)。

《きっと君は来ない》で有名な山下達郎の奥さんでもある。
大学生の頃から音楽活動をしていたが、両立することができなくなり中退。

1978年にデビューし、当初はアイドル路線で売っていた。
このアイドル路線がイヤだったらしく、3年後に休業。

その後シンガーソングライターとして活動していたが、1984年に復帰。
個性的な曲調で自唱他唱含め多くのヒット曲がある。

彼女のサウンドの特徴は、純日本的な感じを時代に合わせてうまく表現しているところにある。
明るい曲よりは割と暗めな曲にいい曲が多く、日本人には馴染みやすい。
声質はアイドル声ではなく、トーンが淡々としているのでブルージィーな感じが合う。

この曲は、1989年(34歳)のEP盤《シングル・アゲイン》から。
1992年のアルバム《QUIET LIFE》、1994年のベスト盤《Impressions》にも収録。

日本の曲の中では長年に渡ってヘビーローテしている曲。
昭和の香りはするもののメロディーに無理がなくシンプルなのがいい。
2002年に中森明菜、2006年に徳永英明がカバーしている。

[ジャンル:Pop]

ImpressionsImpressions
(1999/06/02)
竹内まりや

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183.DREAMS COME TRUE

~日本のDIVA ~
Lat.43°N ~Forty-Three Degrees North Latitude~   DREAMS COME TRUE


名実ともに日本の歌謡界を代表するグループDREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)。
略して《ドリカム》とか《ドリ》と呼ばれる。

1988年にリードヴォーカルの吉田美和(よしだ みわ)と中村正人で前身のグループCHA-CHA & AUDREY's Projectを結成し、お笑い芸人とんねるずのバックバンドをしていた。
すぐに現在のグループ名に改名し1989年に西川 隆宏が加わり3人体制になったが、2002年に脱退して再び2人組になった。

長年の間、素人玄人問わず《好きなミュージシャン》 に必ず名前が上がる大物グループ。
ヒット曲の多さ、アルバムのセールスなどでも群を抜いている感がある。
日本の若手女性シンガーは少なからず彼女たちの影響を受けているといっても過言ではない。

サウンドの特徴は、《ドリカム節》 とも呼べる独特のメロディ・ラインとヴォーカル吉田美和のソウルフルな歌い方にある。
曲調もファンキーなR&Bっぽい感じやJazzyな感じをうまく日本人向けにアレンジしてあって、ソングライター、サウンドクリエーターとしての能力も高い。

吉田美和は1995年からソロ活動を始めていて多くの海外ミュージシャンと共演しているし、他にも《観音崎すみれ》や《岡リーナ》名で変成ユニットや作詞家として活躍している。

この曲は、1989年(24歳)のアルバム《LOVE GOES ON…》から。
2000年のベスト盤《GREATEST HITS“THE SOUL”》にも収録。

これは初期のころのヒット曲。
ドリカムのようなグループはレビュー者泣かせで、ヒット曲は多いはファンは多いはで選曲には苦労する。

一般的には《LOVE LOVE LOVE》あたりなのだろうが、一通り聴きなおした結果、独特でシンプルなリフと吉田美和のヴォーカルの魅力が十分味わえるこの曲が一番。
次点で《決戦は金曜日》、《さよならを待ってる》あたりか?

[ジャンル:Pop]

GREATEST HITS“THE SOUL”GREATEST HITS“THE SOUL”
(2000/02/14)
Dreams Come True

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159.JUJU

~日本のDIVA ~
ナツノハナ   JUJU


京都出身でジャズシンガーを目指して18歳で単身ニューヨークへ渡ったシンガーソングライターJUJU(ジュジュ)。
本名、年齢は非公表で、名前は淳(じゅん)というらしい。

音楽好きな家庭で育ち、海外の曲も幼い頃から聴いていて8歳から英語も習い始めた。
高校卒業後10日間のアメリカ旅行に行って感動し、その4ヶ月後に今度は住むために渡米。
3年半くらいいくつものバンドでボーカルをしながら、クラブ通いなどでブラブラしていたらしい。

ニューヨーク滞在中にもデビューオファーがいくつもあったが飛びつかず、2004年に満を持して日本デビュー。
2枚のシングルをリリースするもののヒットには至らなかったが、2年後の2006年3枚目のシングル《奇跡を望むなら...》が大ヒット。
その後はよくご存じの活躍ぶりである。

彼女のサウンドは、ニューヨーク仕込み?のJazzyなR&Bテイストが魅力。
良く伸びるハイトーンと切なそうなハスキーボイスのコンビネーションで、日本人離れした歌い方が人を引き付ける。
当のご本人はJazzに思い入れがあるらしく、ジャズシンガーになりたいみたいであるが・・・

この曲は、2007年(31歳)のアルバム《Wonderful Life》から。

日本とニューヨークの往復生活で、日本よりニューヨークの方が《帰ってきた》と感じるくらいニューヨーク好きらしい。
ニューヨークではブティックのストア・マネジャーも務め、自身のファッションブランドも立ち上げた。
このあたりの活動の仕方は、いかにもアメリカっぽくさすが単身で激戦区アメリカへ乗り込むだけはある。

[ジャンル:Pop,R&B]

Wonderful LifeWonderful Life
(2007/10/10)
JUJU

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118.サーカス

~ 日本のDIVA ~
Mr.サマータイム   サーカス


1978年にデビューした男女二人ずつのコーラスグループ サーカス。

結成時のメンバーは、叶正子(かのう まさこ)、卯月節子(うづき せつこ)、菅健、茂村泰彦の4人。
本格デビュー時は、叶正子、卯月節子、叶高、叶央介の三人姉弟と従姉の血縁者グループに。
1984年から、叶正子、原順子(はらじゅんこ)、叶高、嶋田徹になり血縁者グループ崩壊。
1988年には、叶正子、原順子、叶高、叶央介となり、原順子と叶央介が結婚したために再び血縁者グループになった。

ビミョーにメンバーが入れ替わるが、メインは叶正子なので大勢に影響はない。
長年に渡り絶妙なコーラスワークで日本の歌謡界を席巻したコーラスグループ。

特にコーラスグループが好きというわけでないが、洋楽のようにバックコーラスや多重録音によるセルフコーラスがあたりまえでなかった時代には新鮮味があった。

また、この手のコーラスグループは音を外すということがない。
日頃のボイストレーニングの重要性を認識しているだろうし、互いにチェックし合えるメリットもある。
味のある外し方ならまだしも、合わせようとして微妙に音を外されるほど聴き苦しいものはない。

特に主旋律をとる叶正子のボーカルは、中音域の歌い方がすごく丁寧。
ハイトーンより音楽としては、このメインの中音域が綺麗だととても聴きやすくなる。

この曲は、1978年(26歳、26歳)のアルバム《サーカス1》から。
2006年のベスト盤《サーカス べスト・オブ・ベスト 》にも収録。

フランスのChansonシンガーMichel Fugainの曲《Une Belle Histoire》のカバーであるが、日本風にゆったりとアレンジしてあり、彼女たちの美しい歌い方のおかげで原曲を凌ぐ出来。

[ジャンル:Pop]

サーカス べスト・オブ・ベストサーカス べスト・オブ・ベスト
(2006/10/25)
サーカス

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107.元ちとせ

~ 日本のDIVA ~
ワダツミの木   元ちとせ


鹿児島の奄美大島出身の民謡歌手でもある元ちとせ(はじめ ちとせ)。

中学、高校の時に地元の民謡大会で優勝。
その後は一旦美容師になろうとしたが、やはり歌手を目指して上京。
2001年にインディーズデビューし、翌年の2002年にメジャーデビューを果たした。

この曲は彼女のメジャーデビュー曲であり、彼女の持つビブラートと裏声を使った民謡風の独特の歌い方と曲調がベストマッチしている。
老若男女受けするこの曲はロングセラーとなり一躍スターの座を射止めた。

曲自体は民謡をアレンジしたものではないが、民謡風Popとしてとても新鮮な感じがする。
そういえば民謡風Popと聴くと思いだすのが赤い鳥、紙ふうせんが歌った≪竹田の子守唄≫。
こちらは京都民謡をアレンジしたものであるが、どちらもたまに聴くとノスタルジックな感じがしていい。

≪竹田の子守唄≫は、中国でも≪祈祷(チィダオ)≫という曲名で数人のシンガーに歌われていて中国人の中には自国の歌だと思っている人も多い。
中国とは、やはり人種的なルーツが同じだけあって民謡系では共感する部分もあるみたいだ。

この曲は、2002年(23歳)のアルバム≪ハイヌミカゼ≫から。

ワダツミはイザナギとイザナミでお馴染みの日本神話に登場する海の神で、ハイヌミカゼは南風のことらしい。
何年も日本に住んでいるが初めて聴く言葉で、歌と同じで異国っぽい感じが受けているのかも知れない。

[ジャンル:Pop]

ハイヌミカゼハイヌミカゼ
(2002/07/10)
元ちとせ

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61.伊藤由奈

~ 日本のDIVA ~
Truth   伊藤由奈


2004年のヒット映画 中島美嘉主演の≪NANA≫でデビューした伊藤由奈(いとう ゆな)。
この映画の中で歌ったENDLESS STORYがヒット。
映画の役名のREIRA starring YUNA ITO名義で、歌手としても注目を集めた。

彼女はハワイ出身で国籍はUSなので、厳密にはUSのDIVA。
まあ、父親が日本人だし、本名もYuna Itoだし、日本デビューだし、USにはDIVAがたくさんいるし、ここは大目にみてほしい。

無理にでも日本のDIVAに仕立てあげたいくらい彼女の歌唱力はいい。
よく伸びるハイトーンが特徴であるが、その高音域で声の調子が変わらないのがスゴイ。

これだけの歌唱力があれば世界でも通用しそうと思っていたら、世界のDIVAのCéline Dionとコラボシングルを発表した。
これは、Céline Dion側からのオファーということなので、彼女のスゴさはすでに海外で評価を受けているようだ。

彼女のような人を主演でもない映画でデビューさせるとはなんともピンと来ない話であるが、バラエティー出身でないだけマシかもしれない。

この曲は、2006年(23歳)のアルバム≪HEART≫から。

日本で彼女のような実力があれば売れるに決まっているので、せっかくデビューしに日本に来てくれたのだから何か日本のオリジナリティをつけて世界発信してあげるのがいいのでは・・・・。

[ジャンル:Pop]

HEART (通常盤)HEART (通常盤)
(2007/01/24)
伊藤由奈REIRA starring YUNA ITO

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36.鬼束ちひろ

~ 日本のDIVA ~
月光   鬼束ちひろ


日本の宮崎県出身のシンガーソングライター鬼束ちひろ(おにつか ちひろ)。

彼女の歌を最初に聴いたのがTVのニュース番組。
ニュース番組にゲスト出演するとは変わっているが、そこでこの歌を歌っていた。
たしかになにやらメッセージ性が強そうな歌である。

それよりもそのメロディラインに耳を奪われた。
スゴく日本的な感じがするのに、同時にまた、どことなく洋楽っぽい感じがするのである。

実に奇妙な感覚だけど、ボキャが乏しいため表現のしようがない。
あえていうなら、元々南蛮料理だった天ぷらを日本料理の定番にしてしまったようなもの。
(この表現にムリがあるのはわかってますが・・・・)

とにかく、複雑にしてシンプルなメロディライン、彼女の声、歌い方が≪ベストマッチ≫。
しばらくは、洋楽を離れて聴き込むことになった。

ドラマ≪TRICK≫の主題歌にもなったが、これは≪ミスマッチ≫。
ドラマはドラマで面白いのであるが、内容とこの曲の良さはまったく合わないと思う。
それくらいこの曲の出来栄えに感心している。

この曲は、2001年(21歳)のアルバム≪インソムニア≫から。
2004年のベスト盤≪the ultimate collection≫にも収録。

音楽というのは、やはりその地域に密着していないとつまらない。
斬新だけどこういう日本的な感じを忘れていない曲というのはいつまでも記憶に残る。

[ジャンル:Pop]

the ultimate collectionthe ultimate collection
(2004/12/01)
鬼束ちひろ

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10.八神純子

~ 日本のDIVA ~
思い出は美しすぎて   八神純子


正直、J-POPSはあまり得意でない。CDも買わない。
しかし、テレビ、ラジオ、カラオケで耳にするような有名どころは知っている。

そんな乏しい知識の中で《世界レベルで通用しそうな日本の女性シンガーは?》と聞かれれば、迷わず八神純子と答える。

美声はもちろんのこと、目の覚めるようなハイトーン、圧倒される迫力ある声量、イントロからの綺麗すぎるくらいのメロディライン、間奏中の意味のない体育笛。

特に、この体育笛は《普通、このメロディラインの曲には入れないっしょ!》と聴くたびに思うのであるが、それをなんなく入れてしまう常人ではとても計り知れないスケールの大きさ。
そんなこんなで、この時代の日本の歌謡界を席巻していたと思う。

本人もそう思っていたのか知らないが、数曲のヒットをとばした後外国へ行ってしまった。
その後の足取りはまったく知らないが、日本の音楽業界の損失である。

この曲は、1978年(20歳)のアルバム《思い出は美しすぎて》から。
2003年のベスト盤《ベスト》にも収録。

しかし、この曲。今聴いてもとても70年代の日本の曲とは思えないくらい洗練されている。
他の昔のヒット歌謡と一緒に扱うにはもったいない出来である。

[ジャンル:Pop]

ベストベスト
(2003/03/26)
八神純子

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